20歳代の貯蓄「平均」と「中央値」はいくら?【二人以上・ひとり世帯別】
今回は金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和4年)」より、まずは20歳代の貯蓄について、ひとり世帯と二人以上世帯にわけて確認していきます。
20歳代ひとり世帯の貯蓄(平均・中央値)
- 平均:176万円
- 中央値:20万円
- 貯蓄ゼロ世帯:42.1%
20歳代といっても就職したての方もいるため、約4割は貯蓄ゼロでした。次に多いのが貯蓄100万円未満で22.6%となっており、より実態に近い中央値は20万円です。
20歳代二人以上世帯の貯蓄(平均・中央値)
- 平均:214万円
- 中央値:44万円
- 貯蓄ゼロ世帯:35.7%
二人以上世帯になると中央値は44万円となっています。ひとり以上世帯より増えるものの、余裕があるとは言いにくい水準でしょう。