厚生労働省が2023年2月28日に公表した「人口動態統計速報(令和4年12月分)」によると、去年1年間の出生数は79万9728人となり、前年比で4万3169人の減少(▲5.1%)となりました。
今年に入り「異次元の少子化対策」について言及され、また児童手当の所得制限撤廃に関する議論なども挙がっています。
一方で、かねてから少子化は進んでおり、その理由の一つに経済的な事情があると考えられます。
実際に今の結婚適齢期である20~30歳代はどれくらいの貯蓄を保有しているのでしょうか。その実態をみていきましょう。