65歳以上の高齢者世帯の平均貯蓄額はいくら?
最初に少し前の調査にはなりますが、厚生労働省の「2019年国民生活基礎調査の概況」から、65歳以上の高齢者世帯の貯蓄額の分布を紹介します。
この調査での平均貯蓄額は1213万2000円です。
ただし、貯蓄なしの世帯も14.3%と決して少なくありません。
一方、3000万円以上貯蓄のある世帯も10%を超えており、貯蓄のある世帯とない世帯の格差があることがわかります。
次いで「1000万円から1500万円」の9.6%と「500万円から700万円」が9.2%となっています。
ちなみに総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」によると、世帯主が65歳以上・無職世帯の貯蓄現在高は平均で2342万円となっています。