小4では「独立心を育てる機会」と「親子の対話」を増やす

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小学4年生頃になると、個人差はありますが親の言うことを素直に聞かなかったり、反抗的な態度を取ったりするようになります。

自我が芽生えるなど思春期に向けた心の成長とも言えますが、親にとってはかなり大変な時期を迎えます。

筆者も二人の子どもがすでに小4の壁を通り過ぎていますが、小学4年生前後から言い訳をしたり反抗することが増えました。

素直にアドバイスを聞いてくれないなど、親の方もストレスが溜まります。

このまま「もう何でも自分で決めなさい」と突き放すこともできますが、やはりまだまだ子どもです。

強気な態度を見せていても内心不安を抱えています。

そこで、大人への階段を少しずつ上がってきている子どもへの接し方を変えることにしました。

親からの指示ではなく、子どもの意見を聞いて「それならどうしようか」と一緒に考えたり考えさせる機会を増やしたりし、やるかやらないかは本人に任せることにしたのです。

決断を任された子どもは、自分の責任を感じるようになり、精神面が強くなります。

もちろん、失敗することもありますが、子どもの意志を尊重し決心させる経験を積ませていきました。