厚生労働省は2023年1月20日、2023年度(令和5年度)、厚生労働省は令和5年度の年金額の引き上げを決定しました。
新規裁定者(67歳以下)の場合、前年度より2.2%のプラスに。決して大きな金額ではありませんが、3年ぶりの公的年金引き上げは確かにありがたい話です。とはいえ昨今の物価上昇のスピードとの乖離は大きくなるばかり。
また、現役時代に払っている税金や社会保険料は、公的年金を受け取り始めたら終わりではありません。実は老後の年金からも天引きされます。
では「年金から天引きされるお金」がどのようなものがあるか、気になるところですね。そこで今回は、いまのシニアが実際に受給する年金、さらには天引きされるお金を整理していきます。