3.【テスラの2022年の株価】イーロン・マスクのTwitter買収も下落要因に
2022年の夏以降本格化した、テスラCEOのイーロン・マスクによるTwitter買収もテスラの株価にとっては逆風要因となったと思われます。
同案件については、米国の証券市場を管理するSECが7月頃からマスク氏に買収の正当性などを示す情報を提供するよう求めるなど、市場にとって懸念材料でした。
一時期は買収を断念するとの見方もありましたが、結局秋口には買収に向けた手続きが本格化し買収しました。
業種の異なる二つの巨大企業のトップに一人の人間が立つ状況になると、コーポレートガバナンスが効かなくなるとの懸念が高まり、株価は秋から年末にかけて一段と下落したと考えられます。