1.【テスラの2022年の株価】供給制約による生産体制への懸念の高まり

2022年は供給制約と呼ばれる問題がテスラにとって逆風要因となると懸念されていました。

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供給制約はコロナ禍以降の急激な需要回復に原料生産や輸送システムがついていけず、商品の供給が滞るというというもの。

特に電気自動車生産に欠かせない半導体などは、この影響を強く受け、自動車生産に支障が生じるとの懸念が高まりました。

テスラの四半期別の販売台数を見てみると、2021年第4四半期は30.6万台でしたが、2022年の第1四半期から第2四半期にかけては、2021年第1四半期対比で販売台数が減退しています。

供給制約により生産が追いつかず、結果的に販売台数が伸び悩んだものと推測されます。