がっかりスポット3. マーライオン(シンガポール)

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マーライオンの歴史

シンガポールの象徴といえば、上半身がライオン、下半身が魚の姿をした「マーライオン」。

マレーシアの王族がシンガポールを発見した際、ライオンが現れて王族にこの地を治めることを許したという言い伝えから、上半身がライオンに。古代都市のテマセック(ジャワ語で海)にちなんで下半身を魚にしたと言われています。

がっかりポイント

国内には公式のマーライオンが7つありますが、本家は全長8.6メートル、重さ70トンのマーライオン。周囲に高層ビル群が建っていることもあって、シンガポールの象徴にしてはちょっと小さいかも…という印象を受けます。

また、元々は景観が悪い橋の近くに位置しており、ポンプの故障で口から水が出なかった時期もあったため、がっがりしたという話が広がってしまったのかもしれません。

その後、2002年にマーライオン・パークへ移転。2010年にオープンしたマリーナ・ベイ・サンズと一緒に撮影されたことでも注目を集め、現在では人気のフォトスポットとして知られています。

逆に行きたくなるがっかりスポット

世界三大がっかりスポットを紹介しましたが、その歴史や背景、ストーリーを知ると、より興味を持って見られるのではないでしょうか。また、がっかりスポットの周辺にある観光スポットと合わせて見るのもおすすめです。本当にがっかりするかどうかは、ぜひ自分の目で確かめてみてくださいね。

参考資料

成瀬 亜希子