がっかりスポット2. 小便小僧(ベルギー)

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小便小僧の歴史

世界各地に存在する小便小僧の中で本家と呼ばれているのが、ベルギーの首都・ブリュッセルにある小便小僧。

その昔、反政府軍がブリュッセルを爆破しようとした時、爆弾の導火線に小便をかけて町を救った少年がジュリアンだったという逸話から「ジュリアン坊や」という愛称でも呼ばれています。

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がっかりポイント

デンマークの人魚姫と同じく、全長が約55センチと小さすぎるのと、こちらは逆に高い場所に位置していることもあって、普通に撮影してもよく見えないというのが理由かもしれません。

またこちらも本物ではなくレプリカ。1817年と1965年に2度の盗難被害に遭っていたため、オリジナルは盗難防止のためブリュッセルの博物館に所蔵されています。

盗難被害に遭った際、王が謝罪のため小便小僧に豪華な宮廷服を送ったことから、世界各国からも衣装が贈られるようになったとか。現在では小便小僧の衣装博物館もありますので、そちらと合わせて見るとより楽しめそうです。