旅先で有名な観光スポットに実際に行ってみたら「がっかりした」「想像していたものと違った」という経験をした人も多いのではないでしょうか。
「世界三大がっかりスポット」といえばデンマークの人魚姫、ベルギーの小便小僧、シンガポールのマーライオンが知られています。
本当にそこまでがっかりするのでしょうか?それぞれのスポットの歴史とがっかりポイントを考えてみたいと思います。
がっかりスポット1. 人魚姫(デンマーク)
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人魚姫の歴史
最初にご紹介するがっかりスポットは、デンマークの首都・コペンハーゲンの象徴で、人気の観光名所としても知られる人魚姫のブロンズ像。童話作家・アンデルセンの名作「人魚姫」がモチーフになっています。
1909年、人魚姫のバレエに感銘を受けた世界有数のビールメーカー「カールスバーグ醸造所」の創業者の息子が、彫刻家のエドヴァルド・エリクセンに人魚姫の像の制作を依頼したと言われています。
がっかりポイント
全長約80センチと小さく、自由に触ることができる位置にあるため、1961年から近年まで何度も損傷と修復を繰り返してきました。現在の人魚姫はレプリカで、本物はエリクセンの子孫により未公開の場所に保管されているそうです。
またコペンハーゲンの道中は素敵な街並みが続きますが、人魚姫のある港に着くと工業地帯が広がっていることから、その落差にがっかりしてしまうとも。写真を撮る時は寄りで、周りに何も入れないほうがきれいに撮れそうです。
がっかりスポット2. 小便小僧(ベルギー)
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小便小僧の歴史
世界各地に存在する小便小僧の中で本家と呼ばれているのが、ベルギーの首都・ブリュッセルにある小便小僧。
その昔、反政府軍がブリュッセルを爆破しようとした時、爆弾の導火線に小便をかけて町を救った少年がジュリアンだったという逸話から「ジュリアン坊や」という愛称でも呼ばれています。
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がっかりポイント
デンマークの人魚姫と同じく、全長が約55センチと小さすぎるのと、こちらは逆に高い場所に位置していることもあって、普通に撮影してもよく見えないというのが理由かもしれません。
またこちらも本物ではなくレプリカ。1817年と1965年に2度の盗難被害に遭っていたため、オリジナルは盗難防止のためブリュッセルの博物館に所蔵されています。
盗難被害に遭った際、王が謝罪のため小便小僧に豪華な宮廷服を送ったことから、世界各国からも衣装が贈られるようになったとか。現在では小便小僧の衣装博物館もありますので、そちらと合わせて見るとより楽しめそうです。
がっかりスポット3. マーライオン(シンガポール)
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マーライオンの歴史
シンガポールの象徴といえば、上半身がライオン、下半身が魚の姿をした「マーライオン」。
マレーシアの王族がシンガポールを発見した際、ライオンが現れて王族にこの地を治めることを許したという言い伝えから、上半身がライオンに。古代都市のテマセック(ジャワ語で海)にちなんで下半身を魚にしたと言われています。
がっかりポイント
国内には公式のマーライオンが7つありますが、本家は全長8.6メートル、重さ70トンのマーライオン。周囲に高層ビル群が建っていることもあって、シンガポールの象徴にしてはちょっと小さいかも…という印象を受けます。
また、元々は景観が悪い橋の近くに位置しており、ポンプの故障で口から水が出なかった時期もあったため、がっがりしたという話が広がってしまったのかもしれません。
その後、2002年にマーライオン・パークへ移転。2010年にオープンしたマリーナ・ベイ・サンズと一緒に撮影されたことでも注目を集め、現在では人気のフォトスポットとして知られています。
逆に行きたくなるがっかりスポット
世界三大がっかりスポットを紹介しましたが、その歴史や背景、ストーリーを知ると、より興味を持って見られるのではないでしょうか。また、がっかりスポットの周辺にある観光スポットと合わせて見るのもおすすめです。本当にがっかりするかどうかは、ぜひ自分の目で確かめてみてくださいね。
参考資料
成瀬 亜希子