副業を希望している雇用者数・副業人材を活用する企業が共に増加
副業人材とは、本業とは別で特定の組織に属さない形で、自分の専門スキルや知識、経験を提供して活躍する人材です。
副業人材が企業から仕事を依頼されることで、報酬だけでなく、やりがいや実績、人脈など、多くの面で得られるものがあるため需要が高まりつつあります。
厚生労働省が発表した「副業・兼業の現状」に関する資料によると、副業を希望している雇用者数は年々増加傾向にあることがわかりました。
現代においては、1つの企業にとどまらず、副業といった形で多方面でキャリア形成していくのが主流になりつつあるとうかがえます。
企業側は副業人材についてどう思っているのか、別の資料でも見ていきましょう。
パーソルキャリア プロフェッショナル人材の活用総合サービス「HiPro」では、副業人材の活用における担当者及び決済者に対して、「副業人材活用の実態と2023年のマーケット予測」に関する調査を行っています。
調査概要は下記のとおりです。
- 集計対象数:副業人材の活用における担当者および決裁者(全国の男女400名)
- 調査手法 :インターネット調査
- 調査期間 :2023年1月14日~1月16日
- リリース公開日:2023年2月2日
上記の調査によると、担当者及び決済者の6割が、副業人材の募集活動経験があると回答しています。
また、副業人材活用における担当者・決済者に対して「副業人材活用の満足度について」調査した結果では、72.9%が「満足」と回答しており、副業人材活用への満足度が高いことがわかります。
上記の結果から、働き方の多様化が進む現代では、副業する人の増加だけでなく、企業側も積極的に募集活動をしており、その満足度の高さから今後も上昇し続けるとうかがえます。