2023年の副業人材の活用意向
近年において、副業人材を積極的に活用する企業が増えてきましたが、2023年以降はどのような意向を示しているのでしょうか。
パーソルキャリアの同調査によると、決裁者の約半数が2023年の副業活用を“さらに強化したい”と回答しており、副業マーケット拡大の兆しが見られます。
前述したとおり、副業人材を活用することで企業のメリットとなるケースが多いことから、今後も専門性の高いポジションは副業人材に任せたいという意見が多いのでしょう。
また、「今までは発見できなかった知見が手に入る」ことも、副業人材を今後も活用したい理由の1つだと考えられます。
実際に、経済産業省が行った兼業・副業人材に関するアンケート調査では、兼業・副業人材の活用において良かった点として、「自社にはない新たな知見を取り入れることが出来た」と回答している企業が大多数となりました。
専門性の高い副業人材を活用することで、企業にとってプラスに働く面が多いため、2023年以降の副業マーケットはますます拡大することがうかがえます。