1. 2023年度「厚生年金と国民年金」の年金額と一般的な夫婦の年金額はいくらか
2023年度の新規裁定者(67歳以下)の年金額は以下のとおりです。
1.1 2023年度「厚生年金と国民年金」の年金額
- 国民年金(満額):月額6万6250円(68歳以上は月額6万6050円)
- 厚生年金(夫婦合計):月額22万4482円※夫婦二人の国民年金を含む
国民年金の月額6万6250円(68歳以上は月額6万6050円)は、20歳~60歳まで満額の国民年金保険料を支払った場合に65歳から受給できる金額です。
また、厚生年金の月額22万4482円は、40年間会社員や公務員として勤めた夫(妻)と専業主婦(夫)の夫婦が受給できる年金の総額となります。
この月額22万4482円の年金受給額は、一般的な夫婦の年金額ともいえるでしょう。
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。