医療費に備えた対策を
持病がある方でも、6割が「保険を断られると思っていなかった」と回答しています。
持病や既往歴によっては保険に加入できない可能性もあるため、検討するのであれば早いほうが望ましいでしょう。
公的な医療保険でまかなえない費用(保険適用外の医療費、入院時の差額ベッド代など)が発生したとき、民間の保険が役立つことは十分に考えられます。
ただし、そもそも民間の医療保険は不要という考え方もあるので、全員に必要とはいえないでしょう。
貯蓄事情や家族構成、会社独自の保障等とも照らし合わせ、一度医療費への備えが十分なのか考えてみることが大切です。
参考資料
- 厚生労働省「我が国の医療保険について」
- 生命保険文化センター「2021(令和3)年度生命保険に関する全国実態調査」
- チューリッヒ生命「持病があっても入りやすい「引受基準緩和型医療保険」に関する実態調査」
太田 彩子