「ひとり親」公的なサポート充実を期待したい

ひと昔前に比べ、ひとり親世帯への公的なサポートが充実してきました。

本当は進学をしたい子ども達が、家庭の経済状況を踏まえて不本意ながら自分から進学を断念することがないよう、子どもにも公的な支援などの存在を教えることも必要です。

こども家庭庁発足にあたり、こども政策の新たな推進体制に関する基本方針を発表しました。

その中の一つに「子どもや家庭が抱えるさまざまな複合する課題に対し、制度や組織による縦割りの壁、年齢の壁を克服した切れ⽬ない包括的な⽀援」が掲げられています。

子どもは成長するに従い、家庭の問題を友だちに打ち明けても理解を得られないと殻に閉じこもることもあります。

こども家庭庁が発足し、孤立しやすいひとり親世帯や子ども達の居場所づくり、相談しやすい体制が構築されることが期待されています。

参考資料

中山 まち子