【専業主婦vs共働き】リアルな割合はどれくらい?
今は共働きが主流とよくいわれますが、実際にはどれくらいいるのでしょうか。
厚生労働省「2021年国民生活基礎調査の概況」によると、18歳未満のお子さんがいるご家庭で働いている女性は75.9%でした。
同調査によれば2004年は56.7%でしたから、およそ17年で20ポイント近く増えていることになります。
内訳を見ると、正規の職員・従業員が29.6%、非正規が37.3%となっており、非正規で働く女性が多めだとわかります。
末っ子の年齢別に見た、母親の仕事状況も確認しましょう。
正規社員の場合は0~2歳の割合が多めで、年齢が上がるにつれて割合は基本的に減少しています。
一方で非正規社員の場合は0~2歳は少なめで、年齢が上がるにつれて割合が上がっていきます。
また、0~2歳は「仕事なし」の方の割合も多いのがわかります。
共働きが主流といっても、ここ最近のことです。育休をとって正社員を続ける人がいる一方で、子どもが小さい間は専業主婦で育ってきたらパートをはじめるという方も多いと考えられるでしょう。