「65歳以上のリタイア夫婦」みんなの貯蓄は?月の収支や社会保険料、税金も確認
65歳以上の貯蓄の平均・中央値はいくらか
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令和5年度の年金額について、国民年金は6万6250 円、厚生年金はモデル夫婦(会社員の夫と専業主婦の妻)で22万4482 円と厚生労働省より公表されました(2023年1月23日公表)。
前年度と比べると、国民年金で1434円、厚生年金のモデル夫婦で4889円より上がっています。
ただ一喜一憂はできず、昨今の物価高や少子高齢化による問題もあり、長い目で見れば年金や老後資金に不安を抱える方は多いでしょう。
一般的な年金受給開始年齢は65歳からとなっており、「65歳でリタイアするか、それとも仕事を続けるか」悩まれる方も多いのではないでしょうか。
今回は65歳以上でリタイアした夫婦の支出や収入、貯蓄を見ながら、老後生活を具体的にみていきます。
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元証券会社社員
経歴と保有資格
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
得意ジャンル
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児のひとり親。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年8月20日更新)。