40~50歳代から老後に必要な金額の計算を。新NISAも確認

ライフスタイルの近代化や社会構造の変化によって、老後をおひとりさまで迎える人は増加しています。

人生100年時代と言われる長寿社会では、老後の長い期間を貯蓄を取り崩しながら生活する必要があるでしょう。

老後を迎える前に、まずは毎月の収入や収支から必要となる老後資金を計算し、その金額を貯蓄することを目指すようマネープランを立てるといいでしょう。

また、自民・公明両党が2022年12月16日に公表した「令和5年度税制改正大綱」では、新NISAについてとりまとめられています。

それによれば、2024年よりNISA制度が以下になる予定です。

出所:金融庁「新しいNISA」

2024年以降の新NISA制度

「成長投資枠」

  • 年間投資上限額:240万円
  • 非課税保有期間:無期限

「つみたて投資枠」

  • 年間投資上限額:120万円
  • 非課税保有期間:無期限

非課税保有限度額(総枠):1800万円(うち成長投資枠1200万円)※枠の再利用が可能

新NISAは非課税投資枠が拡大し、非課税保有期間も無期限となっています。

運用はリスクがありますが、貯蓄の一部に取り入れることで老後資金に備えやすくなる部分もあります。

このような新たな制度についても情報収集し、検討してみてはいかがでしょうか。

参考資料

LIMO編集部