50歳代といえば収支のバランスが大きく変動する時期。
生涯において最も収入が高くなる人が増えると同時に、お子さんのいる世帯では大学などの進学費用がかさむ時期と重なる人も多いでしょう。
とはいえ、目前の収支ばかりを気にしていると、あっという間にリタイヤを迎えることになります。まだまだ働き盛りの時期とはいえ、確実に近づいてきている老後についても向き合う必要があるでしょう。
「老後2000万円問題」が2019年に話題となって以来、老後資金の目安の一つとなった「2000万円」という金額。この目安を50歳代の時点でクリアできている世帯はどれくらいいるのでしょうか。
今回は、50歳代の貯蓄事情に迫ります。