自民・公明両党が2022年12月16日に公表した「令和5年度税制改正大綱」にてとりまとめられた「新NISA」。

2024年からはじまる予定の新NISAを前に、投資に興味をもたれる方も増えてきているでしょう。

株式投資をはじめて自分のお金を増やしたいと考えていても、やはり損をするのが怖いと、勇気が出せない方も少なくありません。

「興味はあるけれどなかなかはじめられない」という方は、まずはポイント投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

自分が貯めたポイントを使って投資をするポイント投資は、たくさんのメリットがありますよ。

今回はポイント投資の概要や、ポイント投資に向いている人の特徴などを詳しくご紹介します。

ポイント投資とは?ポイント投資のメリット3つ

最近、楽天ポイントや、dポイント、Tポイントなど、普段のお買い物やクレジットカードでの支払いでポイントを貯めて、お得なポイ活をしている人は多くいらっしゃいます。

実はこのポイントを使って、投資も行うことが可能です。ポイントを使って行う投資を、一般的に「ポイント投資」と呼びます。

ポイント投資には、大きく3つのメリットがあります。

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出所:筆者作成

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ポイント投資のメリット1.現金を使わずに投資ができる

ポイント投資の最大のメリットは、自分の現金を使わずに、投資をはじめることができる点です。

損をするのが怖いとなかなか投資に踏み切れない人は多いですが、ポイント投資の場合は、自分の貯金や預金残高が減るわけではないので、気軽にチャレンジできるのではないでしょうか。

ポイント投資は、100ポイントを100円などルールに従って現金化し、そのお金を使って投資をするのが一般的です。

最初に現金化するため、NISAの非課税口座を活用して、ポイント投資をすることも可能です。

ポイント投資のメリット2.少額でも投資ができる

ポイント投資は少額からでも投資ができるので、リスクが怖い投資初心者の方にも向いているでしょう。

ポイント投資のメリット3.配当金や分配金をもらったり、株主優待を受けることができる

ポイント投資であっても、条件を満たせば、株の配当金や投資信託の分配金が受け取れたり、株主優待を受けることが可能です。

現金で投資をした時と同じようなルールで投資ができるので、投資初心者の人が、実際に投資をしながら、資産運用とは何かという勉強をすることができるでしょう。

ポイント投資に向いている人の特徴3つ

ポイント投資には、以下のような人が向いています。

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出所:筆者作成

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ポイント投資のメリットは、少額から、現金を使わずに気軽にはじめることができる点です。

投資に不安がある投資初心者の方や、商品の特徴や商品価格の値動きについてなど、投資の勉強をしたい人にはぴったりです。

また、ポイ活を積極的に行っており、ポイントが大量に貯まってる方にも、ポイント投資は向いています。

一方、すでに投資経験が長い人や、ある程度まとまった金額を投資に回している人にとっては、ポイント投資は物足りないと感じてしまうかもしれません。

一般的に、手元にポイントがあるといっても「100万ポイント」などの多額のポイントがある人は少ないでしょう。そのため、ポイント投資で投資できる金額は、現金で投資をした場合に比べて、少額になると考えられます。

投資経験が豊富な人や自己資産が多い人は、少額な投資では満足できない可能性があります。

ポイント投資で覚えておきたい注意点3つ

また、ポイント投資について、覚えておきたい注意点をチェックしていきましょう。

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出所:筆者作成

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ポイント投資の注意点1.損をすることがある

ポイント投資であっても、損をすることがあります。

原資はポイントなので、銀行の預金や貯金自体が減るわけではありません。しかし、市場の状況により、投資した商品が値下がりすると、投資したポイントの価値が元々よりも減ってしまうことがあります。

ポイント投資の注意点2.手数料がかかるケースがある

ポイント投資であっても、一般的な投資と同じように、取引手数料がかかります。

最近では、投資信託はネット証券などを活用すれば手数料無料で取引できるケースも多いです(信託報酬はかかります)が、株式投資の場合は、取引金額によって売買手数料がかかるのが一般的です。

ポイント投資で株式を購入した場合は、現金で取引をした時と同じように、手数料が発生することを覚えておきましょう。

ポイント投資の注意点3.投資できる商品が少ない

ポイント投資では投資ができる商品に限りがあるケースがあります。証券会社やポイントの種類によって取引できる商品数が異なるので、事前に確認しましょう。

まとめにかえて

ポイント投資ははじめて投資にチャレンジしたいという方に向いている投資方法です。

楽天証券で使える楽天ポイント、SMBC日興証券のdポイント、SBI証券のTポイントなど、主要なポイントで自分が使いやすい証券会社がある方は特にはじめやすいでしょう。

まずは情報収集からはじめてみてはいかがでしょうか。

参考資料

下中英恵FP事務所 下中 英恵