子どもがいる世帯の平均年収はいくらか
2022年9月9日に公表された厚生労働省「2021年国民生活基礎調査の概況」によると、児童がいる世帯の平均所得金額は813万5000円です。
ただし、児童手当や公的年金などを除く「稼働所得」は733万4000円となっており、うち「雇用者所得」は695万1000円となっています。
同調査によると、0歳から17歳の子どもがいる家庭で母親が「仕事あり」の状況になのは75.9%でした。
子どもがいる世帯のうち7割強の家庭で母親が働いており、695万1000円は夫婦共働きで実現している家庭が多いと言えるでしょう。
児童のいる世帯の生活意識を見ていきましょう。
全世帯と比較して、「大変苦しい」「やや苦しい」と答えた世帯が多くなっています。
子どもがいる世帯は、夫婦共働きでも生活が苦しいと感じており、余裕のない世帯が多いことが分かります。