国民健康保険の保険料はいくらか

気になるのが、国民健康保険の保険料です。

出所:厚生労働省「国民健康保険の保険料・保険税について」

  • 所得割:所得に応じて一定の割合がかけられた金額
  • 均等割:すべての人が均等に負担する金額
  • 平等割:世帯ごとに均等に負担する金額
  • 資産割:世帯員の固定資産税額に応じて負担する金額

国民健康保険料を構成する「医療分」「後期高齢者支援金分」「介護分(40歳以上65歳未満のみ)」について、それぞれ上記の項目で計算します。

ただし、自治体によっては、上記の「資産割」や「平等割」がないところもあります。また料率が異なるので、自治体によって保険料が異なってくることに注意が必要です。

例えば、東京都渋谷区在住で前年の年収が600万円(給与所得436万円)で一人暮らしの45歳の例を見てみましょう。

この場合、世帯合計の保険料は53万531円となりました。月々に換算すると4万4211円です。

こちらに加え、国民年金保険料(2022年度は1万6590円)の支払いも必要です。負担に感じるかもしれません。