働き方が多様化する現代、「フリーランス」を選択肢に入れる方も少なくありません。

労働時間が拘束されず、収入も青天井を目指せるというメリットもあり、今では主婦を含めて多くの方が興味を持つ働き方となっています。

一方で、フリーランスには「収入が安定しない」点以外にも、デメリットが存在します。保障の薄さもさることながら、「国民健康保険や国民年金」の支払いを負担に感じる方も多いのではないでしょうか。

SNSでもたびたび話題になる「国民健康保険」の保険料について、負担の大きさを検証していきます。

主婦でも「フリーランス」に興味を持つ方が増加中

株式会社日本デザインが行った「主婦・ママのフリーランス転身に関する意識調査」によると、主婦・ママの約9割が、「自由な時間に働けるフリーランス」に興味があることがわかりました(2023年1月13日公表)。

出所:株式会社日本デザイン「主婦・ママの約7割が、未経験から転職できる「フリーランスWebデザイナー」に興味 「労働時間の柔軟性」や「育児・家事との両立」を重視」

元IT企業勤務の主婦・ママを対象にしたアンケートであるため、もともとのスキルを有していることも大きな要素だと考えられます。

一方で、仕事復帰において「労働時間の柔軟性を重視」するのは、多くの方が共感するポイントではないでしょうか。

女性の社会進出が求められるものの、まだまだ制度として仕事・育児の両立がしやすいとは言えず、比較的自由なフリーランスに興味を持つのは自然な流れなのかもしれません。

もし自営業・フリーランスに転向するとなれば、加入するのが国民健康保険です。

国民健康保険の保険料は、一体いくらぐらいになるのでしょうか。

次では、国民健康保険の加入対象者や保険料の決定方法について解説します。