春以降のハボタンはどうしたらいい?

ハボタンは二年草、あるいは多年草として育てられる植物です。

ワンシーズンだけと割り切って楽しむこともできますが、鑑賞期を過ぎた後も生長を続けるので、来シーズンに向けて長く楽しむことも可能です。

「菜の花」を楽しむ

ハボタンはアブラナ科の植物で、キャベツやブロッコリーと同じ仲間です。そのため、葉の鑑賞期が過ぎて暖かくなると徐々に茎が伸びはじめ、春になると先の方に「菜の花」を咲かせます。

伸びていく茎はツリーのように大きくなっていきますが、葉が傷むと、やや見た目が悪くなります。葉の傷みと虫害に気をつけて手入れをするとキレイな株姿と花を楽しめます。

「踊りハボタン」に仕立てて次シーズンも楽しむ

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「踊りハボタン」とは、くねくねと曲がった茎を楽しむ、ハボタンの仕立て方のことです。黄色い花は花下で切り取ると、やがて脇芽が伸びてきます。

その姿がくねくねとまるで踊っているように見えるため、この状態のハボタンのことを「踊りハボタン」といいます。

踊りハボタンを楽しむなら、高性種のハボタンがオススメです。高さが出て見応えのある踊りハボタンが楽しめるので、整枝して好みの形に仕立てるとよいでしょう。

枝先にハボタンができるので、枝が増えると圧巻の景色になりますよ。

まとめにかえて

terekhov igor/shutterstock.com

今回は、まだまだ楽しめるハボタン!正月以降の楽しみ方などについて紹介しました。

オシャレで可愛らしいハボタンが増えたことで、ハボタンの楽しみ方がどんどん広がっています。SNSにも、オシャレなハボタンのブーケやリース、寄せ植えなどの画像が続々とアップされていることから、ハボタン人気はまだまだ続きそうです。

楽しみ方が無限大のハボタン。ぜひハボタンの魅力に触れてみてくださいね。

LIMO編集部