お正月を華やかに彩るハボタンは、年が明けてもまだまだ活躍します。花壇や庭の主役として植えてみたり、ハボタンだけの寄せ植えを作ってみるのもオススメです。
ハボタンは春が近づくと茎が伸び始めます。寄せ植えのときとは異なるユニークな姿も楽しむことができますよ。
そこで今回は、まだまだ楽しめるハボタン!正月以降の楽しみ方などについて紹介します。さっそくみていきましょう。
【参考記事】ハボタンが旬!【ガーデニング】春を待つ庭に迎えたいオススメのハボタン
ハボタンには、さまざまな種類がある!
丸葉系
コロンとした丸い形が可愛らしい丸葉系は、江戸時代から改良されてきた歴史のある系統です。現在は東京丸葉系、大阪丸葉系の2系統があります。
大阪丸葉系は東京丸葉系とちりめん系の交雑種のため、東京丸葉系より、やや波立った葉が特徴的です。
ちりめん系
強く縮れた葉が特徴的なちりめん系は名古屋で作られた系統です。名古屋ちりめん、名古屋ハボタンと呼ばれることもあります。
切れ葉系
切れ込みが多く入った葉が美しいのが切れ葉系のハボタンです。雪の結晶のようにも見える葉は、冬の寄せ植えにもオススメです。
特に近年注目されているブラック系の切れ葉系ハボタンは、オシャレな雰囲気で大人っぽい寄せ植えにも重宝します。
その他の系統
縮れた葉と、まるでウサギの耳のような株姿が特徴的なバニー系、強いフリルが可愛らしいフリル系、光沢のある葉が特徴的な系統など、品種改良によりさまざまなハボタンが登場しています。
高性種のハボタンは切り花やブーケにも使われており、以前にも増してハボタンの楽しみ方が広がっていると言えるでしょう。