東京の子育て世帯の所得は高めか
では、全体の子育て世帯の平均的な収入はどれくらいでしょうか。
厚生労働省の「2021年国民生活基礎調査の概況」によると、全国の児童のいる世帯の平均所得金額は、2020年時点で813万5000円です。
しかし、所得金額階級別・世帯数の相対度数分布によれば、全体の世帯の平均所得金額は564万3000円、中央値は440万円となっています。
上記は児童のいない世帯を含む全体の結果ですが、実態に近い中央値は平均値よりも小さいことが分かります。
また、上のグラフを見てわかる通り、全体では平均所得金額564万3000円以下の世帯が61.5%を占めています。
東京の子育て世帯で最も大きな割合を占めるのは「600万円〜800万円未満」の世帯となっており、全国と比較すると、東京の子育て世帯の年間収入は高いと予想されるでしょう。
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