この記事の3つのポイント

  •  いわゆる「パワーカップル」でも、老後破産に陥る可能性はじゅうぶんある
  •  世帯年収1400万円の「夫婦の年金額」をシミュレーション!
  •  現役時代の年収にかかわらず、「年金見込み額の把握と老後資金対策」が必須

ちかごろ見聞きする機会が増えた「パワーカップル」という言葉。

はっきりした定義はありませんが、夫婦ともに高収入で、目安として夫婦合計収入が1400万円以上の世帯を指すことが一般的です。

世帯年収が1400万円もあれば、最近の物価上昇でも生活に困る場面は少なく、充実した日々を送れるように感じますよね。

そんなパワーカップルの中には、収入アップとともに生活レベルを上げてしまい、「老後の年金生活の盲点」とも言える末路を迎える可能性も。

年金生活が始まれば、ほとんどの場合、収入が大きく減ります。「現役時代に高収入であれば、老後の年金も高いはず」と楽観視して貯蓄を怠ると、思わぬ老後破産を招くリスクもあります。

今回は世帯年収1400万円の「パワーカップル」も思わず鳥肌が立つ、老後の厚生年金事情を見ていきます。

【注目記事】【年収1000万円】手取りを試算。独身と家族ではいくら違うか