3. いわゆる「富裕層」の倹約習慣に学ぶ2つのマインド

ここからは、筆者が接してきた「いわゆる富裕層」と呼ばれる人たちのライフスタイルから学びたい、倹約ライフに役立つ思考を2つ、ご紹介していきます。

「必要なものにはお金をかけながら、シンプルな暮らしを目指す」そんな倹約ライフへのヒントになればと思います。

4. 【富裕層マインド】その1「欲しいもの」より「必要なもの」にお金をかける

いわゆる「富裕層」と呼ばれる人たちの多くは、必要なものには惜しまずお金を使う代わり、要らないものへの出費についてはシビアである、という印象です。

4.1 本当に必要なものだけにお金を使う

巷にモノがに溢れる現代。「とりあえず欲しい」と感じたものを、軽い気持ちで購入する人も多いでしょう。

しかし「欲しいもの」=「必要なもの」とは限りません。買ったあと、実際にはさほど必要ではなかったことも多いはず。

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例えばネット通販で「直感で気に入って」カートに入れた商品。すぐに決済まで進める前に、ひと呼吸おき考えてみましょう。

「これ、本当に必要?」

このステップが大切です。もしここで「必要ではない」と判断できれば、商品はカートから削除され、浪費がひとつ減ります。ここで浮いたお金を、さらに有意義な出費に回すのです。

また、ブラックカードやプラチナカード、ゴールドカードなどを保有しても、高額の会費に見合うサービスを活用できなければ単なる見栄のためのコストに過ぎません。

そもそも自分が倹約家だと思っている富裕層は少ないような印象で、単にあたりまえのことをやっているというだけかもしれませんね。