年金を受け取る条件は
日本の公的年金は老齢基礎年金(国民年金)と老齢厚生年金の2種類があり、年金を受け取るためには所定の受給資格期間を満たしている必要があります。
受給資格期間とは、「保険料を納めた期間」や「国民年金・厚生年金・共済組合の加入者であった期間」などを合計した期間です。
年金額には反映されませんが、保険料の納付を免除された期間も受給資格期間のカウントには含まれます。
年金保険料の支払いが厳しい…という方は、未納という選択をとらず、まずは猶予制度や免除制度の利用を検討してみることが大切です。
なお、すべての人の基本となる老齢基礎年金は10年以上の受給資格期間をもっていることが条件になります。
厚生年金の場合、老齢基礎年金の受給期間をクリアし、かつ厚生年金保険の被保険者期間を有していることが条件です。
どちらの年金も、年金の受給開始年齢は原則65歳で統一されていますが、どのように振込が開始されるのでしょうか。