【プレ年金世代】50歳代・無貯蓄世帯は何パーセント？リタイア前にやるべき3つのコト 定年前の「上手なラストスパート」に

3. 【プレ年金世代】50歳代が「リタイア前にやるべき3つのコト」

さて、「50歳代・無貯蓄世帯」の割合は、意外と多いことがわかりました。

豊かなセカンドライフを迎えるためはまず現状を把握し対策を立てることが大切です。

「プレ年金世代」の50歳代が、定年までの期間にぜひやっておきたいことを、3つに絞ってご紹介していきます。

4. 【プレ年金世代】リタイア前にやるべきコト1. ねんきん定期便を確認する

50歳以上の方に届くねんきん定期便には、「老齢年金の種類と見込額（年額）」という項目に、65歳から受け取れる年金の見込額が記載されます。

現時点での納付状況が60歳まで続いた場合でシミュレーションされているので、実際の受給額に近い数字になります。

まずは、65歳以上でリタイアした場合の年金収入を確認すれば、老後の生活をおおまかにイメージすることができるでしょう。夫婦世帯の場合は、ふたりが受け取る年金額を把握しましょう。

ちなみに、年金の支給額は毎年見直しが行われており、2022年度の年金受給額は前年度から0.4％減額されています。

ねんきん定期便に記載されている金額はあくまで予定額。少子高齢化が進むこんにち、年金給付水準はいまより下がる可能性を想定しておく必要もありそうです。