貯蓄ゼロ世帯にならない方法とは
ここまで見てきたように、老後生活を安心して豊かに迎えるためには預貯金などの資産をあらかじめ蓄えておく必要があります。
貯金が重要なことがわかっていても、なかなか貯金できないという人もいるでしょう。そこで、貯金ができるようになるためのポイントを解説します。
まずは家計の収支を把握することです。
貯金ができない人は、収入や支出を把握していない場合が多いです。家計簿をつけ収支を把握することで、どこに問題があるか可視化することができます。
収支を把握できたら次に貯金の目標額を決め、目標達成のために収支を最適化するといいでしょう。
通信費は格安スマホに変えることや、利用頻度の低いサブスクリプションサービスの解約などを検討します。また、ATMの手数料やコンビニでの買い物を減らすなども支出を減らす方法となります。
先取り貯金の検討を
お金はあればあるだけ使ってしまうという人には、給料天引き貯金が有効です。
給与が振り込まれた時に決めた金額を自動的に貯金するため、浪費して貯金に失敗することがありません。
また、余裕がでてきたら一部で資産運用に挑戦するのもいいでしょう。
銀行預金にお金を預けていても、昔ほど増えることはありません。
資産形成の方法には、貯金のほか、投資信託や株式投資、債券などさまざまな方法があります。リスクが伴うため、勉強したうえで納得できる方法を選びましょう。