老後を暮らすのに必要不可欠となる公的年金。老齢基礎年金(国民年金)と老齢厚生年金がありますが、具体的な支給日をご存知でしょうか。
今回は2023年に6回ある「年金支給日」を確認するとともに、それぞれの年金額の月平均を見ていきたいと思います。
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1. 2023年「年金支給日」の一覧
基本的に、国民年金と厚生年金の支払月は偶数月の15日です。
前月までの2ヶ月分が、15日に支払われるイメージです。もし15日が土日祝日の場合、前日の平日に支払われます。
例えば2022年12月分の年金は、2023年1月分と一緒に2023年2月15日に支払われることになります。
このように、対象月と支払月が若干ずれるため、年金受給者が亡くなったときは未支給分が発生することもあります。
この場合は遺族が請求し、未支給分を受給することが可能です。反対に死亡月後の年金が支払われてしまった場合、返還する手続きが必要です。