ポインセチアが「クリスマスに飾られる」3つの理由

理由1 冬に赤く色づく

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ポインセチアは冬以外の季節は緑色です。赤く色付くのが10~3月の間で、ちょうどクリスマスの頃になると最も赤く染まり一番の見頃を迎えます。

クリスマスに飾る鉢花としてピッタリだということで、広く出回るようになりました。

理由2 キリスト教にとって神聖な植物とされている

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最初にポインセチアをクリスマスに飾ったのはメキシコの修道僧。ポインセチアを神聖な存在として崇め、イエス・キリストの誕生祭の行列で使われました。

ポインセチアの鮮やかな赤は、キリストが処刑で流した「血の色」、葉の緑は「永遠の命」、枝を切ったときに出る樹液の白は「純潔」を意味するとされています。

(※樹液は毒性があるので、素手で触らないように気をつけましょう)

理由3 形が星に似ている

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ポインセチアの苞は先が鋭く尖り、放射状に広がって星のように見えます。この形がイエス・キリストの誕生を祝うベツレヘムの星を連想させることから、クリスマスになると飾られるようになりました。

ベツレヘムの星は、東方の三賢者にキリストの誕生を知らせベツレヘムに導いたとして、キリスト教では特別な意味合いのある神聖な星とされています。