年収600万円の割合【男女別】

国税庁の「令和3年分 民間給与実態統計調査」から、年収600万円超〜700万円以下の男性と女性の人数および割合を抽出します。

※以下のデータは給与所得者5270万人を対象としたアンケート結果になります。

出所:国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」をもとに筆者作成

男性は287万2000人で全体の9.4%、女性は65万4000人で全体の3.0%でした。

なお、給与階級別分布で上位を占める年収割合は、1位が300万円超〜400万円以下・2位が400万円超〜500万円以下・3位が200万円超〜300万円以下となっています。

【300万円超〜400万円以下】

男性 517万2000人(16.9%)・女性 397万3000人(18.0%)・男女計 914万5000人(17.4%)

【400万円超〜500万円以下】

男性 537万人(17.5%)・女性 251万2000人(11.4%)・男女計 788万2000人(15.0%)

【200万円超〜300万円以下】

男性 321万人(10.5%)・女性 460万8000人(20.9%)・男女計 781万8000人(14.8%)

同調査によると、給与所得者の平均年収は443万円(男性平均545万円・女性平均302万円)であるため、平均値に届かない労働人口がいかに多いかが分かります。