ヘレボルス・ニゲルの特徴
ヘレボルス属は1本の茎に葉と花が開く「有茎種」と、葉の茎と花の茎が別々に伸びる「無茎種」の2種類に分けられます。ニゲルは基本的には有茎種ですが、両方の性質を持ち合わせているので「中間種」とされることも。
葉は常緑でやや肉厚。花は真っ白の一重で、ツボミを包む苞葉(ほうよう)がないためツボミのうちから花弁の白がはっきり見えます。
花は咲き終わる頃になるとややピンクがかった色合いに。ほかの品種はうつむき加減に咲くものが多いのですが、ニゲルは横向きや上向きに咲くのも特徴のひとつです。
執筆者
同志社女子大学卒業後、大手自動車販売会社に入社。結婚・育児を経た後、私立大学にて事務職に従事。学業・資格・キャンパスライフ全般に関わる相談・支援業務をおこなう。現在はガーデニング関連コラムのフリーライター、編集者に転身。ライフワークとするガーデニングの魅力を広く伝えられることに喜びを感じている。自宅の庭を手作りしたいという願望を叶えるため、ガーデンコーディネーターの資格を取得。県や園芸雑誌のガーデンコンテストに入賞の経歴を持つ。ガーデニング歴 30年、自宅のみならず町の緑化活動にも携わり、緑のある暮らしを満喫する日々。バラをこよなく愛し、トゲに刺されようともこりずに世話にいそしむ無類のロザリアン。