70歳代「二人以上世帯」みんなの貯蓄額とは
今回は金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和3年)」から、今の70歳以上世帯の貯蓄額を確認しましょう。
70歳以上世帯「金融資産保有額」(※金融資産を保有していない世帯を含む)
上記によると、70歳代で貯蓄2000万円以上は約3割。貯蓄ゼロ世帯も約2割います。
より実態に近い中央値をみると1000万円となっており、今の70歳代でも安心できるほどの貯蓄があるとは言い難い状況です。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。