まとめにかえて
60歳代の年金、貯蓄、また賃金をみてきましたが、家庭により差が大きく、また「どのような老後生活を送りたいか」は個人差があるものです。
長く働くことで貯蓄を守れる一方で、老後はゆとりをもち好きなことを楽しみたい方もいるでしょう。
ご自身の望むセカンドライフを送るためにも、早い段階から年金や貯蓄の確認をしたり、キャリアプランを考えたりすることは大切です。
また固定費の見直しや暖房器具の検討など、工夫次第では生活費を下げることも可能です。
この冬やセカンドライフをどう過ごしていくのか、今回の統計をもとに考えてみてくださいね。
参考資料
- 帝国データバンク「電気料金、1 年前の約1.3 倍に増加 「100 円」アップに対して、価格転嫁は「10 円」」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査(令和3年)各種分類別データ]」
- 厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況」
宮野 茉莉子