つみたてNISA「インデックス投資信託」選び方3つと銘柄変更の注意点積立nisaの銘柄変更の注意点2つ

4.「つみたてNISA」銘柄変更時の注意点2つ

つみたてNISAで、投資商品を変更する場合に、覚えておきたい注意点を確認していきましょう。

運用成果が思うように出ていない場合、すぐに投資商品を変更したいと考える投資家の方もいるかもしれません。

しかし、価格の推移には波があります。特に長期間保有するとよい積立投資の場合、いま損をしていても、長期的に見たらゆっくり成長する可能性もあります。

現在、手数料が低いインデックス投資信託に投資をしている場合は、1〜2年など短い期間での成果を求めずに、長期的な視点で運用していくようにしましょう。

現在、日経平均株価のインデックス投資信託を保有している方が、東証株価指数のインデックス投資信託に変更したとしても、運用成績は大きくは変わらないでしょう。

両方とも、日本を代表する企業の株価の平均値なので、同じような値動きをしてしまうためです。

せっかく商品を変更する場合は、違う性質の商品を選ぶようにしましょう。

たとえば、今まで新興国のインデックス投資信託に投資していた場合、もう少し確実に利益を増やそうと、先進国のインデックス投資信託に変更するという方法です。

また、アメリカのS&P500のインデックス投資信託に投資をしていた方が、より分散効果を期待して、先進国のインデックス投資信託に変えるという方法もあります。