老後資金として2000万円は必要と言われていますが、実際に自分に必要な老後資金はいくらなのでしょうか。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」によると、70歳代で貯蓄ゼロの世帯が約2割もいることが判明しています。
若い頃からの貯蓄がなくなったり、退職金を使い果たしてしまったりして、本格的な老後生活のはじまる70歳代になって貯蓄が底をつく方もいるもの。
年金収入だけでは生活していけない場合には、老後破産となってしまうケースも珍しくない状態でしょう。
労働人口を考慮すると年金支給額はこれからはますます厳しい状況となり、公的年金だけでは生活できないため、ある程度の貯蓄がないと生活していけないことが想定されます。
そこで、現役世代のうちに必要な老後資金を把握し、あらかじめしっかりと準備をしておくことが大切です。