2. 70歳代からの老後に向けた対策5選

老後生活の柱は「公的年金と貯蓄」です。

老後資金の準備をするためには、将来のライフプランのシミュレーションをし、自分に必要な老後資金を計算して、老後を見据えた貯蓄をしていくことが大切です。

現役時代から、以下のような方法で老後資金に備えてみましょう。

2.1 70歳代からの老後に向けた対策1.先取り貯金をする

必要な老後資金額から、退職金支給予定額を差し引いた金額を準備するためには、毎月、先取り貯金をおこないましょう。

できれば、現役引退時まで毎年手取りの2割を目標に貯金をし、そのうち1割を住宅資金や教育資金などの大きな支出に備え、残りの1割を老後資金として毎月コツコツと貯めていくとよいでしょう。

2.2 70歳代からの老後に向けた対策2.収入を増やす

転職やパートであれば働く時間を増やすなどして、収入を増やすと貯蓄しやすくなるでしょう。

また会社員や公務員などが加入する「厚生年金」は、収入が上がるほど保険料も増えます(上限があります)が、将来もらえる公的年金も多くなります。

厚生年金に加入したり、加入されている方は収入を増やすことで将来の受給額を増やすこともできます。