3. 老後に貯蓄が底をついた時の対処法2選

老後に貯蓄が底をついてしまった場合の選択肢も確認しておきましょう。

3.1 不動産を活用して資金調達をする    

土地や建物などの不動産を担保にお金を借りる「不動産担保ローン」や、自宅をリースバック運営会社に売却後、賃貸借契約を締結して売却後も同じ家に住み続ける「リースバック」といった不動産を活用した資金調達という方法もあります。

それぞれ、まとまったお金を低金利で借りられます。ただしデメリットやリスクもあるので慎重に検討しましょう。

3.2 生活保護を受ける

貯蓄が底をつき、年金だけでは足りず、働くことが難しい場合には生活保護を受けるという選択肢もあります。

厚生労働省「令和3年度 被保護者調査」によると、生活保護を受けている高齢者の割合が全体の過半数であるという調査結果が出ています。

4. まとめにかえて

少子高齢化で、将来もらえる年金もさらに減っていくことが予想されます。

老後資金は早めに自分で準備をしておき、安心して老後を迎えられるようにしましょう。

参考資料 

LIMO編集部