厚生労働省が2022年11月25日に公表した「人口動態統計速報 (令和4年9月分) 」によれば、今年1月から9月までの累計の出生数は59万9636人でした。
調査開始以来、最も少なかった去年は63万569人でしたが、それを4.9%下回る結果となっていると各種メディアでも報じられています。
少子化の原因は多々ありますが、コロナ禍による雇用・賃金への影響に次いで今年は物価高もあり、経済的な不安を抱える若者は多いでしょう。また児童手当が目安年収1200万円以上で廃止など、子どもにまつわる制度には疑問や不安を感じる点もあります。
今回は過去5年間の「結婚・出生数」を見ながら、30歳代の貯蓄も確認していきましょう。