【ワンルームマンション投資】始めるなら新築vs中古、どちらがおすすめ？

3. 中古ワンルームマンション投資のメリット・デメリット

続いて、中古ワンルームマンションのメリット・デメリットも紹介します。

建物は経年劣化があるので、一般的に築年数を経るほど、価格は低下します。また、中古物件には新築のプレミアムもないため、周囲の同程度の新築ワンルームマンションに比べると割安な価格で購入可能です。

複数の物件を運用して、リスクを分散する手法も取りやすくなります。

中古ワンルームマンションは、新築に比べて表面利回りは高くなります。

築年数が経過すると物件価格とともに家賃相場も下がりますが、ある一定ライン以上は下がらなくなるからです。

入居者を確保できれば、新築よりも早い段階でキャッシュフローを確保できるようになるでしょう。

中古ワンルームマンションは、すでに賃貸物件として運用されてきている物件です。新築に比べて長期的な入居状況が予測しやすいでしょう。

また、中古物件なら、オーナーチェンジ物件の選択も可能です。オーナーチェンジ物件の場合は新たに入居者を探す必要がなく、すぐに家賃収入を得られます。収益性が明らかなので、ローン条件も有利になることが期待できることもメリットです。

建物や設備は、築年数を経ると老朽化は避けられません。購入後に突発的な修繕が必要になったり、入居率改善のためのリフォームが必要になったりすることもあるでしょう。

新築と比較すると、修繕費の負担は大きくなります。

また、築年数を経過しているマンションは、管理費や修繕積立金が高額になっているケースや、大規模修繕に際して積み立てが不足し、一時金を求められるケースも想定されます。

マンションの管理状況をチェックしておくことが必要です。

災害リスクに関しても注意が必要です。

築年数を経たマンションのなかには、旧耐震基準で建築され耐震化されていないものもあるでしょう。そのようなマンションでは、万が一災害が起きたときに大きな損害を受ける可能性があります。