1. ワンルームマンション投資が人気の理由

ワンルームマンション投資は、マンションを区分で所有して賃貸収入を得る不動産投資で、不動産投資初心者にも始めやすいことで人気です。

ワンルームマンション投資の人気の理由は、物件を購入しやすいことと、将来的な需要が関係しています。

1.1 物件を購入しやすい

投資用のワンルームマンションは、中古なら数百万円から、新築では3000万円程度から見つかり、比較的購入しやすい価格帯です。

マンションでもファミリータイプになると高額になりますし、一棟物件なら立地・規模により億単位になることも少なくありません。

不動産投資はローンで資金を調達できますが、一棟物件のように金額が大きくなると、融資を受けられる属性の人は限られるでしょう。

ワンルームマンションの価格帯であれば、一般の会社員も融資を受けやすい範囲になります。

1.2 安定した需要を見込める

ワンルームマンションはファミリータイプよりも賃貸ニーズが高いという点でも、投資しやすい物件といえます。

日本の人口は2008年以降減少局面に入っており、今後も減少が予測されています。

一方、未婚率の上昇や高齢化の進行で単身世帯は増加を続けており、国立社会保障・人口問題研究所の推計では2040年時点で約40%が単身世帯になると予測されています。

単身者をターゲットとしたワンルームマンションなら、賃貸経営が厳しくなるなか、今後も安定した需要を見込めます。