日本の平均年収を「正社員・正社員以外」別に見る
まずは国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」より、日本の平均年収を確認しましょう。
日本の平均年収（令和3年）
全体：443万円
- 男性：545万円
- 女性： 302万円
日本の平均年収は443万円でした。
正社員と正社員以外でも確認しましょう。
正社員（正職員）の平均年収※
全体：3588万人（同3.0％増）・508万円（同12万7000円増）
- 男性：2368万人（同1.0％増）・570万円（同3.6％増）
- 女性：1220万人（同7.2％増）・ 389万円（同1.4％増）
正社員（正職員）以外の平均年収※
全体：1271万人（同 5.7％増）・198万円（同21万4000円増）
- 男性：429万人（同15.3％増）・ 267万円（同17.2％増）
- 女性：843万人（同1.4％増）・ 162万円（同5.9％増）
※ 令和2年分以前については「正社員（正職員）」は「正規」、「正社員（正職員）以外」は「非正規」であっ たことから、伸び率（％）等については参考とする。
男性の正社員の平均年収をみても、「年収600万円」は平均以上となり簡単ではないことがわかりますね。上記は全年代ですから、若い年代になるほど難しくなります。
また、正社員と正社員以外で、男性は約300万円、女性は約200万円もの差がみられました。
すぐに年収を上げたいとなれば、やはり雇用形態を変えることは検討したいところ。ただ正社員以外から正社員への転職は簡単ではないですよね。
実際に今の雇用状況を確認しましょう。
