政府は2022年11月25日、一般NISAとつみたてNISAの双方の恒久化を実施し非課税期間を無期限化する」と表明しました。

これにより「貯蓄から投資へ」の流れが進み、これまで投資を経験しなかった方でもNISA制度を利用してはじめられる方が増えるでしょう。

特に初心者に向いていると言われるのが「つみたてNISA」です。

日本証券業協会が公表した「NISA口座開設・利用状況調査結果(2022年6月末時点)について」によると、つみたてNISAの口座開設数は以下のように推移しています。

つみたてNISA口座数の推移

  • 2018年末:53万口座
  • 2019年末:95万口座
  • 2020年末:172万口座
  • 2021年末:339万口座
  • 2022年6月末:434万口座

実に3年半で8.2倍の口座開設数となっています。

以上のことからも、つみたてNISAへの関心が年々高まっていることがわかります。

毎月一定額を運用する積立投資であり、また運用益に対して通常かかる20.315%の税金が非課税になるといったメリットもあり、興味をもつ方も多いのでしょう。

出所:金融庁「つみたてNISA」

とはいえこれまで投資を経験したことがない人からすると、どういった商品を選べばよいのか非常に悩むのではないかと思います。

最近ではネットやYou Tube、インスタグラムなどで「つみたてNISA」について触れているものも多く、中には「インデックスに投資しておけばリスクも低く、間違いない」と言い切っているものも見受けられます。

たしかにおすすめできるものもありますが、注意も必要です。

今回は、つみたてNISAをこれから始めようと考えている人向けに、「おすすめできない」インデックス投信を3つご紹介します。

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