ポインセチアの育て方

Andrey Bukreev/istockphoto.com

ポインセチアは寒さに弱いため、室内で育てるのが基本です。冬に販売されている花なので、寒さに強いと思われがちですが、本来は寒さに弱い植物であることを覚えておきましょう。

水やり

ポインセチアは過湿が苦手です。土が乾いていたら水を与えるようにして、やや乾燥気味に育てましょう。

水やりは天気のよい日の午前中におこないます。夕方以降は土中の水が冷えてしまい、株に悪影響を与える可能性があるので、夕方から夜間の水やりは控えましょう。

日当たり

Dariusz Banaszuk

ポインセチアは日当たりのよい場所で育てます。窓際などの日がよく当たるところで育てましょう。ただし、夜間の温度低下には気をつけてください。

窓際に置いていると、夜間の寒さで葉がしおれてしまうこともあります。夜間は室内の暖かいところに置いて育てるようにすると安心です。

乾燥には弱いので、暖房の風は当てないように気をつけます。

肥料

冬の間は肥料を与える必要はありません。生長期の春になったら、施肥を再開します。植え替えするときに元肥を、その後は液体肥料などを与えるとよいでしょう。

容量は肥料のパッケージに記載されている分量を守って与えるようにします。

その他の注意点

ユーフォルビア属の植物は剪定すると、切り口から白い液体が出ます。この樹液に触れると、かぶれてしまう場合があるため、作業をするときは手袋などを着用するようにしましょう。樹液に触れてしまったら、すぐに流水で洗い流します。