【注意点4】公的年金の確認をしていない
将来自分がどれくらい年金を受給できるのか、確認したことはあるでしょうか。実際に老後月いくらで生活するか計算すると、より具体的な老後資金対策が行なえます。
まずは毎月誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」を確認するといいでしょう。
また、「ねんきんネット」を利用すれば、今の条件のまま60歳まで加入した場合、月いくら貰えるかを具体的に試算できます。
ただ、少子高齢化の影響により、今の金額よりも減る可能性は考えておきましょう。
老後になって「こんなに少ないと思わなかった」とならないよう、早めのご確認をおすすめします。
【注意点5】「老後は働ければ何とかなる」と思っている
今は60歳代でも半数以上が働く時代です。
そのため、「長く働けば老後何とかなるだろう」と思ってしまう部分もあるでしょう。
しかし人間ですから、何歳まで元気に働けるかは誰にもわかりません。「働きたくても働けない」という日がくるリスクを誰もが抱えています。
もちろん、60歳代でも働けるキャリアプラン作りは重要です。一方で、「いつかくる働けなくなる日」に向けて、仕事以外の収入源を用意する必要があるでしょう。
たとえば公的年金で足りない場合には私的年金が必要ですし、貯蓄も早めに備えたいところ。
また運用は仕事を辞めた後でもおこなうことは可能です。
複数の選択肢をもち、老後のリスクヘッジを行うことは重要でしょう。