マイナンバーカードの健康保険証利用のメリット2. データの連携

新しい医療機関を受診した際には、最初に問診票に記入したり、診察時にこれまでの経緯を説明する必要があります。

しかし、マイナンバーカードを保険証として利用することで、過去の特定健診などのデータや処方された薬のデータが自動的に連携されるため、これまでの経緯を説明する必要がありません。

さらにデータをみたうえで診療および薬の処方を行ってもらえるため、より良い医療を受けられます。

特に旅行先や災害時でも処方されている薬の情報などが連携されるのは、ありがたいといえるでしょう。

マイナンバーカードの健康保険証利用のメリット3. 高額医療費制度の手続きがカンタンに

高額医療費制度を利用するには、一旦医療費を自分で建て替えた後に申請して還付を受ける方法と、事前に申請し、「限度額適用認定証」を発行してもらい、それを医療機関に提示することで窓口での限度額以上の支払いを省略する方法があります。

今後マイナンバーカードを保険証として利用することで、顔認証付きのカードリーダーで情報提供に同意するだけで限度額を超える支払いが免除されます。

事前申請などの手間が省け、窓口負担も少なくなるため、高額医療費制度の利用が非常に楽になります。