2月は確定申告のシーズンであり、家計の状況を再確認する絶好の機会です。この時期に、老後の生活資金や公的年金以外の収入源について見直す方も多いのではないでしょうか。

物価の上昇が続いている現在、シニア世帯の中には「年金収入だけでは将来の生活が心もとない」と感じている方が少なくありません。実は、60歳や65歳以上の方々を対象として、老齢年金とは別に受け取れる公的な給付制度がいくつか存在します。

しかし、これらの給付制度の多くは、自分から申請手続きを行わなければ受給資格を得ることができません。

この記事では、シニア世帯や就労中の高齢者が利用できる可能性のある、代表的な公的給付制度を詳しく解説します。ご自身が対象となる制度がないか、この機会にぜひ確認してみてください。

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1. シニア向け公的給付金は申請が必要?知っておきたい基本

公的年金制度(老齢年金、障害年金、遺族年金)は、私たちの生活を根底から支える重要なセーフティーネットとしての役割を担っています。

ただし、これらの年金は支給要件を満たせば自動的に支給されるわけではありません。年金を受給するためには、まず「年金請求書」を提出し、正式な請求手続きを行う必要があります。

同様に、国や地方自治体が提供する「手当」「給付金」「補助金」といった支援策の多くも、受け取るためには申請手続きが不可欠です。

もし申請期限を守らなかったり、必要な添付書類が不足していたりすると、本来なら受け取れるはずだった給付金が減額されたり、最悪の場合受け取れなくなったりする可能性も考えられます。

公的な支援制度を必要な時に確実に活用するためには、自分がどのような支援の対象となるのかを正しく理解し、手続きをきちんと進めることが何よりも大切です。